当社は、本日2023年8月4日、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場いたしました。

2023年8月4日、株式会社日本総険(香川県高松市、代表取締役:葛石智、以下「当社」)は、保険仲立人として国内で初めて東京証券取引所に株式上場いたしました。香川県では10年ぶりの株式上場となります。

当社は、同社グループにおいて全国で保険仲立人(ほけんなかだちにん)業を中核としたリスクサービス事業を展開しています。保険仲立人は消費者側代理人として「顧客本位」の原則がいち早く定められ、保険会社(保険代理店)と消費者の間に存在する情報格差を、消費者側の立場から埋める存在として1996年の保険業法改正によって誕生しました。当社ではこの顧客本位のあり方を、さまざまなリスクサービスを開発することで解像度を上げています。

創業以来、保険仲立人業務を通じて「あらゆるリスクを保険化できる企業」であることをコーポレートミッションに定め、法人のリスクマネジメントはどうあるべきかを追求してきました。株式上場を通じて、リスクマネジメントに対する社会の理解を深める活動を活性化するとともに、顧客にとって必要な保険やリスクサービスへのアクセスを拡大します。大企業だけではなく、中小零細企業のリスクマネジメントの一翼を担うことを目指しています。

また当社グループは、新しいリスクへの対策についても積極的に取り組んでいます。
例えば、女性活躍における産後鬱の問題、介護離職による中核社員の脱落やヤングケアラーの問題、職場のLGBTQの問題など、現代日本社会が抱える多様な問題に対し、リスクマネジメントを通じて具体的な解決策を提供しています。

このように私たちは「リスクサービス」をコアコンピタンスとして位置付けてきました。そして、これからもその信念を維持しつつ、提供サービスの範囲と深度を広げ、更なる顧客利便を追求していきます。

リスクマネジメントで顧客の資本を守る

この企業理念の実現のために、当社は引き続き努⼒してまいります。