保険仲立人とは

保険仲立人は、保険会社から独立して、お客さまか ら委託を受けその顧客のために誠実に保険契約の締結の媒介を行う、欧米における保険ブローカー(Insurance brokers)と同じような機能や役割を持つ者をいいます。欧米では、保険手配の中心的な存在になっています。
日本では、平成8年に保険仲立人の制度がスタートしました。

従来の保険代理店とは異なり、どこの保険会社にも属さないことではじめてお客さまの側に立った保険設計が可能になります。また、保険契約の条件を見直したり、適正な保険金額を算定するだけでなく、時には「この保険は不要である」と提言することさえあります。

保険仲立人(保険ブローカー)とは、総合リスクコンサルタントと言い換えることができるのかもしれません。

代理店との違い

代理店、保険会社から委託を受けて保険会社のために保険募集を行うのに対し、保険仲立人(保険ブローカー)は、顧客(保険契約者)の委託を受けて、その顧客のために誠実に保険契約の締結の媒介にあたります。

あらゆるリスクを分析するリスクマネジメント支援

保険仲立人(保険ブローカー)は、お客さまにとって最適な保険設計を行い、保険会社と交渉して最適な保険条件を引き出します。保険仲立人の業務はリスクマネジメントと密接に関係しているのです。

保険仲立人(保険ブローカー)は企業や個人を取り巻くあらゆるリスクを多方面から評価、分析し、最適な保険設計を行います。場合によっては、保険だけでなく、保険以外の手段を提案することもあります。

保険仲立人についてのより詳しい情報は、「一般社団法人 日本保険仲立人協会」のサイトをご覧ください